2月20日にタッチケア教室では感覚統合についてお話します
感覚統合(Sensory Integration)は、目、耳、肌などから入る様々な感覚情報を脳が整理・統合し、適切に行動するための神経学的なプロセスです。この機能が働くと身体を効果的に動かせ、環境に適応できます。感覚統合の課題は、落ち着きのなさ、不器用さ、偏食、感覚過敏として表れることがあります。
感覚統合のポイント
- 3つの重要な感覚:視覚や聴覚だけでなく、姿勢やバランス(前庭感覚)、力の加減(固有受容感覚)、皮膚感覚(触覚)が連携して働きます。
- 「脳の交通整理」:情報が多すぎると渋滞(感覚の混乱)し、適切に反応できなくなります。
- 遊びが重要:ブランコ、トランポリン、布団での圧迫、泥遊びなどの「遊び」を通して、感覚が発達・整理されていきます。
- 発達支援と作業療法:感覚統合に課題がある場合、作業療法士(OT)が感覚統合療法を用いて、身体の使い方の改善や情緒の安定をサポートします。
このプロセスは主に幼児期から小学校低学年で大きく発達しますが、大人であっても感覚のニーズを理解し、環境を調整することで、生活のしやすさは改善できます
感覚統合療法は、アメリカの作業療法士のエアーズがまとめたもので、LDや自閉症を含めた発達障害のある子等へのリハビリテーションの一つ。前庭系、体性感覚系での感覚情報処理が重視されます。

